捻挫

症状

【捻挫について】
捻挫は、 外力により関節に生理的範囲を超える運動が強制され、 関節包や靱帯などの関節支持組織に断裂などの損傷を生じることを指します。

【対象症例】
• 転んで手足を捻って痛めた場合
• スポーツ中に身体を捻って痛めた場合

【原因】
捻挫は関節周囲の靱帯や筋肉が過度に引き伸ばされることで生じる怪我です。 外力により関節が不意に捻れ、 靱帯や筋肉に部分的な傷が生じ、それに伴う痛みや腫れ、 関節の運動制限や機能低下が発生します。

対処法
1. 初期対応
 ・アイシング: 怪我直後は炎症症状が強いため、氷水でアイシングを行い、熱と痛みを和らげます。
2. 治療と回復
 ・関節の調整: 靱帯や筋肉を正しい位置に調整することで、負担を軽減し、痛みを減少させます。
 ・テーピング: 靱帯や筋肉の柔軟性を損なわないよう、テーピングを使用して動きを補助し、回復をサポートします。従来の安静固定よりも、筋肉の動き を保ちながらの治療が重要です。




【保険適用について】
整骨院で保険適用となる施術は、厚生労働省が認める以下の症状に限られます
• 骨折
• 脱臼
• 捻挫(寝違え・ぎっくり腰)
• 挫傷(肉離れ)
• 打撲
これらは、 概ね 1 か月以内に日常生活で身体を動かして痛みが出た急性症状が対象です。 例えば、 寝起きに首や腰が痛くなった、 物を持ち上げて肩が痛くなった、 歩いていてつまずいて足首を捻ったなどの原因があれば保険適用が可能です。 慢性症状は保険適用外のため、 自費治療となります。

【お問い合わせ】
普段の生活で痛みの原因となる習慣も多いので、まずはお気軽にご相談ください。 当院では、最新の技術と専門的な知識を駆使して、 捻挫からの早期回復を目指して皆さんのウィルビーイングをお手伝いします 。